弱くて強い君の歩く道が、花道になるまでの
“よんじゅんさんならどんな行動をとるのだろうか”
わたしの行動の基準が君になってからしばらくが経ちました。
よんじゅんさん、わたしは君に感謝の言葉と、、、
何通目かもわからないよんじゅんさんへの、決して届かない(届いてはいけない)手紙を書き始めたところで、君を初めて見た日のことを思い出しました。
“ビッヒがバンタンの弟グループを出すらしい”
そんな噂が巷を駆け巡り、様々な尾ひれがくっついてからわたしの耳にも入りました。
ビッヒの思い通りになんかなってたまるか!
君が初めて世間に公開された日、わたしはそんな気持ちを抱えて君の写真を見ました。
今思えば何て失礼な話なんだろう。
君が血に滲むような努力の末に掴んだデビューという名の夢の章の始まり。
そんな素敵な瞬間を、なんて酷い気持ちを抱えて見てしまったんだろう。
本当に本当に後悔してるけれど、とにかくあのときの私は、嫌な人間のまま君の写真を見ました。
Twitterにあがっている写真を見た瞬間、母親と親友に速攻ラインを送ったことを思い出します。
“わたしこの子推す!!!!!!!!!!!!”
初めてだったの。顔しか見ていないのに、パフォーマンスも何も見ていないのに、好きだって思ったのは。
“一目惚れ”
君との出会いを一言で表すとしたら、この言葉しかないと思う。
だって、予感がしたの。
この子はわたしのしょうもない人生を、狭くて仕方のない世界を、まるっと変えてしまう、そんな予感が、、、
“月末評価は1位以外とったことありません。同率1位はあるけれど、2位になったことはありません”
君の自信、自負、自愛、自尊心、そして強さ。
それらは全てこのエピソードに集約されているように思います。
“Bighitの伝説の練習生”
練習生として過ごした5年もの間、月末評価で1位を取り続けた君。
たくさんの才能溢れる子たちがいる中で、1位を取り続けるためには、どのくらいの努力をしたのだろう。
きっとわたしなんかには想像もできないような、まさに“血の滲むような努力”を続けたのだろう。
君にとってこれは誇るべき事実で、君を君たらしめる大切なエピソードなんだと思う。
いつだって自分に自信がないように見える君が、この話をしている瞬間は、自分のことを愛してあげられているように見える。
だから、練習生の時に“1位なのは自分だ”と自慢をしていても、何度も1位以外とったことがないという話をしていても、さすがヒョン!すごい!とキラキラした顔で見つめてくれる弟たちに出会えたことが、わたしは君の人生の宝だと思うの。
君はとても弱い人だから、何かを掴んでいないと倒れてしまうような人だから、君に掴まれたままでいてくれる4人が君の宝。
それを君は理解しているだろうし、そんな4人に出会えたのも君の努力があったからなんだと思う。
でもそんな頼もしい4人の弟たちに掴まっている今の君は、きっと世界一無敵。
絶対に何があっても倒れない頼れる長男。
わたしは君の、とっても弱くて壊れちゃいそうに脆くて、その反面、心の底はとっても頑丈で決して折れない程に強いところに惹かれたんだと思う。
よんじゅんさんがブイエプで、明らかに年下のファンにタメ口を使われた時のエピソードが大好きだ。(有名だとは思うけれど)
”オッパに向かって!“
と嗜めた後に、すぐに
”ヒョンに向かって!“
と付け足した。
その時のブイエプはわたしも見ていたけれど、多様性を理解している君にとても感動してのを覚えています。
けれど、わたしがもっと大好きなのは、その後のweverseでのインタビューでこの時の話を聞かれた君の言葉です。
”僕たちを好きな男性ファンも多いのに、その方々を排除するみたいじゃないですか。みんな同じなのに“
よんじゅんさんが、本当はどんな意図を込めて最後の言葉を言ったのかはわかりません。
セクシャルマイノリティについて言及したかったのかもしれないし、そうでないのかもしれません。
特に深い意味もなく付け加えたのかもしれません。
君を理解したくて一生懸命君の真似をしたところで、わたしは君にはなれないから、もしかしたら死ぬまでわからないのかもしれません。
それでも、少し生きにくい性質を持って生まれたわたしには、自分を許してくれる魔法の言葉のように思えたのです。
よんじゅんさん、わたしは君に許されたことで救われました。
スカートを着てみたいと言っていたよんじゅんさん。
とうとう本当に雑誌の中で着ていましたね。
なんて、なんて君は、、、
”MOAのために、MOAのおかげで、MOAがいたから、、、“
君から何度聞いたかわからない言葉たち。
わたしたちが君のオタクなのか、君がわたしたちのオタクなのか、わからなくなってしまうほどに”MOA MOA MOA MOA、、、“
何度も繰り返す君。
いつかのヨントンのときに、なかなか1位を取らせてあげられなくて申し訳ないと謝るMOAに対して、自分たちはMOAが喜んでくれれば幸せだから、申し訳なく思わないでください、と言っていた君。
いつだって君はわたしたちのことばかり。
そんな君にわたしは何を返してあげられるんだろう。
君にとってMOAが、君の存在を支える柱の一つになれているといいな。
とっても弱い君が、自分の存在意義を見出す手がかりの一つになれているといいな。
1人では自分に自信を持てない君が、TXTのヨンジュンとして自信溢れるステージをするための力の源の一つになれているといいな。
もしもそうなれているとしたら、わたしもわたしのことを愛してあげられる。
人はそれを“共依存”と呼ぶのでしょう。
もしかしたら良くない意味で使われる言葉なのかもしれません。
それでも、1人では強くいられないわたしたちだから、支え合って生きていこう。
ねえよんじゅんさん、それでいいよね?
(君がMOAを見つめる優しい顔が大好きだ)
お誕生日おめでとうよんじゅんさん。
わたしに生きる力をくれてありがとう。
幸せの意味を教えてくれてありがとう。
正しい道の選び方を教えてくれてありがとう。
君が花道だけを選んで歩くんじゃなくて、君の歩く道が花道になるんだよ。
いつだってわたしを支えているのは、夢みたいな君とわたしの時間。
君が生まれたとても素敵な日をこうやって一緒に祝わせてくれてありがとう。
よんじゅんさん、わたしは永遠に君と。